松山で主権者教育討論 小学生や大学生活発に 法律や人権って何?
日本の未来を担う若者に法律や人権についての理解を深めてもらう主権者教育プログラムが22日、愛媛県松山市内で始まり、市内の小学生から大学生までの約10人が、活発に意見を述べ合った。
子どもの社会参画意識を育む活動を続けているNPO法人「NEXT CONEXION」(ネクストコネクション、越智大貴代表)が開催。来年2月まで全6回のプログラムを通して、自分たちの権利や人の命について考える。
初回はマナーとルールをテーマに、自転車と歩行者がぶつかった後の対応について討論。「無視したりにらんだりするのは、相手を嫌な気持ちにさせるからマナー違反」「謝らなくても、頭を下げるだけで印象が違う」などと意見を交わしていた。「ガムのポイ捨てをする」といった、いくつかの事例をルール違反かマナー違反か自分で判断するコーナーもあった。
松山西中等教育学校4年の女子生徒(16)は「人によって考え方が違うので面白かった。いろんな年齢の子と話し合うのはいいことだと思う」と話した。